最終更新日 2024年4月2日
日本は世界大戦以降、不遇な時代を迎えました。
多くの人々が住む家を失い、路上生活を強いられました。
家は消失し、家族は核や焼夷弾で焼死し、孤児になった人々も非常に多く存在するわけです。
家も家族も、財産もすべて失い、食べるものさえろくに買うことができません。
お金や家をかろうじて守られた人ですら、戦後の闇市で適正価格で食料を購入することができず、食べるものを購入できずに栄養失調で亡くなる人もいたのです。
戦争や核は断じて認めてはいけません。
罪のない人々の命を奪い、決して許されることではないんです。
目次
一致団結して戦後の不遇な時代を乗り越えてきた
敗戦でアメリカのＧＨＱの支配のもと、日本の行く末はどうなっていくのか、アメリカの占領地で奴隷にならざるを得なかったのか懸念した人も多かったです。
しかし日本の古来から続く天皇制は守られ、国民の象徴となって民衆は一致団結して戦後の不遇な時代を乗り越えてきました。
アメリカに追い付け追い越せとばかりに、家屋やライフラインの再建に動き出したんです。
もともと日本人はまじめで勤勉な性質であり、手先が器用でＩＱも高くみなが規律を守ることで、世界のどの国も驚くほどの経済復興を実現しました。
産業や建築に礎である、大阪や東京の町工場が先頭になってねじや鉄鋼など高性能で確かなモノづくりをはじめ。
それらを用いて家屋やライフラインの整備が実現したんです。
選後わずか数十年で先進国の仲間入りをでき、高度成長を遂げられたのは、こうした日本人の気質とひたむきな真面目さで言っても過言ではありません。
高度成長期に突入しアメリカやヨーロッパ式の西欧型の住まいが実現
1960年代に突入すると、高度成長期に突入しアメリカやヨーロッパ式の西欧型の住まいが実現してしまいました。
建築ラッシュが相次ぎ、もはや戦後ではないという言葉が使われ、ニュータウンや団地の建築が相次ぎました。
とたんの平屋の長屋ではなく、ニュータウンの団地に住むことが多くの人の憧れであり、最先端でお洒落な住まいとなっていったんです。
団地では三種の神器というアイテムが人気となりました。
冷蔵庫、洗濯機、テレビが導入され、欧米型の文化的でハイクラスな生活が実現できました。
そして国民皆中流が実現していったわけなんです。
こうした建築ラッシュや高度で文化的な西欧型の住まいは、ある建設会社の貢献も大きいといわれてます。
その建築会社とは大成建設という企業です。
建設業界でもトップを常に走ってきた大成建設
令和の現代であっても、テレビやネットで一度は目にしたことのある誰もが知っている大企業です。
百年前後の実績があり、建設業界でもトップを常に走ってきた大企業なんです。
行動成長の裏に大成建設ありと言っても過言ではないでしょう。
下水やガス、水道事業に原子力発電など人々のインフラ整備にも尽力してきたのが大成建設です。
この企業の尽力がなければ、今のようなインフラが世界的に見てもトップクラスの日本の実弁には到達していなかったかもしれません。
高度成長期に限らず、様々な変換や転換期に大成建設は尽力しました。
例えば東日本大震災や阪神淡路大震災でも、復興計画に大きく貢献しています。
長年の建設ノウハウや実績によって非常に速いスピードで復興を果たすことができました。
こうしたノウハウや工法、技術は、日本だけにとどまらず海外に広く応用されています。
ベトナムやタイ、アフガニスタンなどにも水道や下水のノウハウを伝授
大成建設は発展途上国や貧困国にも、インフラ整備に貢献しその構成気が諸外国からも認められてるんです。
こうした建設会社の貢献が日本の外交に見大きく貢献し、日本の世界での立ち位置を良いものとしているのも紛れもない事実なのです。
ベトナムやタイ、アフガニスタンなどにも水道や下水のノウハウを伝授し、その国の経済発展に大きく貢献してきました。
この企業の貢献はインフラ整備に限ったことではありません。
文化的で芸術的な生活を紹介したのも、大きな貢献であったといえるんです。
海外から有能な建築士や設計士、デザイナーを誘致し日本では珍しい西欧式の建築を積極的に紹介し、建築してきました。
代表的な建築家としてライトを上げることができるでしょう。
ライトの建築はシンメトリーで均整の取れたデザインで、日本人の心を大きく魅了しました。
モダンでハイセンスであり、時には西欧と和式の融合デザインも見事に実現されています。
その代表的建築に東京にある高級ホテルの帝国ホテルがあります。
帝国ホテルの建築美は世界中に知れ渡り、各国要人を招いたり子国際的会議にこのホテルが用いられることもありました。
帝国ホテルを皮切りに、日本全国にライトの建設したホテルや建造物が広がっていき、今では文化的資産ともなってるんです。
さらに現代では、瀬戸大橋、青函トンネルなどの建築にも従事してきました。
まとめ
こうした橋やトンネルができることで、運輸業界に革命がおこり正確で迅速な輸送が実現し、今の日本の経済を支えています。
最近ではＳＤＧｓやエコに配慮したり、脱炭素に配慮した建設にも取り組むようになってます。
今後もますます大成建設の活躍や我が国における貢献に目が離せません。
